大阪府寝屋川市で多頭飼育崩壊があり、レスキューに乗り出しました。
老夫婦と猫16匹。
おじいさんは寝たきりで、ヘルパーさんが食事等のお世話に入られているご家庭です。
とても可愛がっていらっしゃるのですが、世話が十分にできずお金もなく・・・
ノミが部屋中をピョンピョン飛び跳ねている状態にヘルパーさんの我慢が切れました。
このままでは処分されてしまいそうなため、緊急レスキューとなりました。
まずノミの駆除から始め、抗生剤、眼軟膏等の薬を飼い主さんに渡して
世話をしてもらっているのですが、なんといっても頭数が頭数なだけに
すぐに無くなってしまいます。
猫ちゃん達は成猫10匹、生後3ヵ月半が3匹、生後2週間が3匹。
成猫のうち1匹のみ避妊済みなので、早急に他猫の不妊手術が必要です。
とはいっても全頭風邪っぴきで目はグジャグジャ・・・
クシャミ連発の仔もいる状態。
全頭不妊、病気治療、ワクチン接種、そして里親さまの募集を、と考えています。
お年寄りと猫、もしくは犬。
よくあるパターンだと思います。
こうなる前にどうしてなんとかしなかったのか。
可愛いから、居着いたからそのまま何となく、いないと淋しいから。
理由はさまざまだと思いますが、自分達の勝手でペットを飼いたがる人達。
でも、考えてみてください。
ペットほど弱い立場はないのです。
たかが猫(犬)ではないか。処分すればいいだけじゃないか。
お金がなくなってきたから病気になっても治療が受けさせてやれない。
ならば、どうしてこんなに増やしてしまったのでしょう。
猫だって食べるし排泄もする。もちろん病気にもなります。
不妊手術をしなければ当然子どもを生み、増えていきます。
知らなかったでは済まされないのです。
人間の無知、勝手が不幸な動物を増やしていることに気づいて欲しいものです。
とはいえ、この状況をなんとかしなければ!という思いに駆られ動き出しました。
どうかこの仔達に暖かい手を差し伸べてやってください。
よろしくお願いいたします。
2010年6月17日
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